ターキーにクランベリーソースは合いません。
11月22日のサンクスギビングのお話。
さて、サンクスギビングとはいわゆる感謝祭と同義なのですが、何を感謝をしたのか?
ヨーロッパからやってきたアメリカ人がアメリカ開拓の過酷な時代に、無事1年を過ごせたことを感謝したことから始まったようです。
そういう意味合いがある訳でして、この日は家族、親戚みんなでお祝です。定番なのが、ターキーとクランベリーソース。僕の感想は、チキンにブルーベーリージャムを塗って食べてるような感じでした。
僕は、この日、ホストファミリーのミッチ(ユアン・マクレガー似)とコリー(明るく美人で理想な奥さん)に招いていただいて、ピッツバーグの北、アルゲニー川沿いにある別荘でお祝いしました。この別荘、コリーのお父さんが自分で建てたみたい。コリーのお父さん(アウトドア好きな典型的な髭おじさん)は、化学系のエンジニアで、なんでも自分でこなしちゃいます。
猟で鹿を狩ってきて剥製を作っちゃったり。ちょうど写真の右上に写ってるアレです。電気系統も自分で施したんだと思います。しかも平日は仕事があるので、週末の時間がある日だけで。60歳なのに、なんて好奇心、なんて行動力!こんなカッコイイ親父エンジニアになりたいものです。
また、別荘は川沿いに立っているのですが、その対岸にBald Eagleの親子が巣を作っていて、家の窓から双眼鏡で観察することができます。Bald Eagleというのは、アメリカの国鳥で頭が白くて体は黒いワシ。結構良く知られている鳥じゃないかな?
僕の研究が、双眼鏡にプログラムを仕込んで、画像から鳥の種類を分類するということをやっているので、実際に生で双眼鏡を使って鳥を見れたことは非常に良い体験でした。いつもPCの前なので、フィールドで体験することで、モチベーションもあがったし!ラッキー!
ちなみに健全な感謝祭の過ごし方は、家族で集まって、ターキーを食べながら、アメリカンフットボールを朝から晩まで見る、だそうです(笑)雰囲気的には、お正月に近い感じかなぁ。
最近、家でのネット接続が悪いので、学校から帰る前に書いているんですが、今、外は-8℃。そして雪。帰れるかな・・・
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